大使挨拶

2016/12/1
 2020年11月28日に駐コンゴ民主共和国大使として着任しました南博之(みなみひろゆき)です。
 
 29年振りのアフリカ勤務となりますが、今度はアフリカ大陸中部に位置するザ・アフリカといえる大国です。先ず、同大陸において第2位(世界11位)の広大な国土と、約9000万もの人口を持ち、これはアフリカ諸国の中でも有数です。それにも増して、世界有数のレアアース埋蔵量を誇るなど、様々な天然資源の宝庫として、世界中からの注目を集めてきました。
 
 日本は、コンゴ民主共和国の独立以来、さまざまな経済協力を通じてこの国の発展を支援しています。なかでも、本州四国連絡橋の技術を活用し建設された、全長722メートル、アフリカ大陸初の長大吊り橋である「マタディ橋」、空港とキンシャサ市内を結ぶポワ・ルー通りを改修した「日コンゴ大通り」は、コンゴ民主共和国と日本の友好の象徴として、今でも人々の生活を支えています。
 
日本とコンゴ民主共和国のつながりは経済だけでなく文化にも及んでいます。特に柔道と空手は、子供たちを始め多くの国民から国民的スポーツとして親しまれており、日本は柔道場の建設、機材の供与や講師の派遣などを通じて支援しています。
 
一方、同国の政情はまだまだ安定しているとは言えず、常に注意が必要です。さらに、他の国同様に新型コロナウイルスの感染拡大は予断を許さない状況です。在留邦人の方々及び旅行者の方々には常に最新の治安・安全情報をお届けできるよう、全力を尽くして参りますので、皆様には大使館業務へのご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
駐コンゴ民主共和国大使 南博之
(コンゴ共和国兼轄)