現地メディア向けプレスツアーを行いました(キンシャサ市)

現地メディア向けプレスツアーを行いました(キンシャサ市)

国立職業訓練機構(INPP)にて木村専門家の授業を取材する記者たち

国立保健人材養成校(INPESS)にて助産師育成コースの授業を取材。

2017年2月15月,キンシャサ市内において現地メディア向けプレスツアーを実施し,新聞・テレビ4社5名のジャーナリストとカメラマンが参加しました。このプレスツアーは,日本の開発協力が現地メディアで取り上げられる機会を増やすとともに,コンゴ民主共和国の政府関係者,知識層および同国民への情報発信を強化するためのものです。
プレス一行は,過去に整備したインフラ施設3件,国立職業訓練校(INPP),国立保健人材養成校(INPESS)及び日・コンゴ大通り(旧称ポワ・ルー通り)の視察を行いました。

第6回日本アフリカ開発会議(TICADVI)にて発表された「ナイロビ実施計画」の実行

1件目は,平成24年度無償資金協力「キンシャサ特別州国立職業訓練機構(INPP)整備計画」にて整備されたINPPキンシャサ校を訪問しました。チクヤ総裁の案内により,敷地内(進路相談室,溶接,機械整備,自動車整備,油圧・空圧,冷凍,自動制御,講師用研修)を視察しながら,技術協力プロジェクト「INPP機能能力強化プロジェクト」にて供与された機材(油圧空圧,自動制御,冷凍)を取材し,そして,日本人及び第三国人専門家による授業を見学しました。チクヤINPP総裁は,若者への職業訓練がコンゴ(民)の発展の切り札になると述べ,INPPが担う役割の重要性を強調し,引き続き人材育成に貢献していく旨約束しました。

2件目は,平成23年度無償資金協力「キンシャサ保健人材センター整備計画」にて建設された国立保健人材養成校(INPESS)を視察しました。小嶋専門家が参加する「採用委員会」を取材したのち,バロアニ学長の案内により,建物内視察(寮・食堂,看護師・助産師実習室,薬剤師補実習室,情報通信室,教室)を行い,日本が供与した機材(人形,薬剤師補用機材)を取材し,生徒に対してインタビューを行いました。生徒からはコンゴ(民)トップクラスである質の高い設備と授業内容を有するINPESSで学ぶことにつき非常に満足している旨回答がありました。

3件目は平成21年度無償資金協力「キンシャサ市ポワ・ルー通り補修及び改修計画」にて整備された「日コンゴ大通り(旧称ポワ・ルー通り)」における太陽光街路灯の据え付け工事を取材しました。ンテラ・運輸・交通省インフラユニット代表及び北野建設堀内統括より工事の概要につき説明を受けた後,街灯組立作業及び街灯設置工事を取材しました。インタビュー中,ドライバーからは「日コンゴ大通りは,キンシャサで最も質の高い道路である」というコメントがありました。また,ンテラ代表は,コンゴ(民)国民に対して日コンゴ大通りを大事に使うように広く呼びかけました。
視察全体を通じて,2015年8月にナイロビで開催された第6回日本アフリカ開発会議(TICADVI)において策定された「ナイロビ実施計画」のうち,主要2軸((1)経済構造改革,(2)強靱な保健システム)が,コンゴ(民)においても,日・コンゴ(民)二国間経済協力における重点的な事業として行われていることが確認できました。また,各案件の関係者より,日本国民に対して改めて深い感謝の意が示されました。
プレスツアー後,各紙・テレビでは次々と我が国開発協力の取り組みが報道され,全国放映のテレビでは3件,ラジオでは4件,同プレスツアーの模様が7回報道されたほか,2月17日から20日にかけて,新聞社2社による計2本の記事が掲載されました。
多くの国民が目にする新聞各紙および全国TV放送で開発協力事業が取り上げられることで,コンゴ民主共和国民の我が国開発協力事業への理解もより一層深まることが期待されます。