現地メディア向けプレスツアーを行いました

令和4年11月4日
10月25日から26日、現地メディア向けプレスツアーを実施し、新聞・テレビ9社10名のジャーナリストとカメラマンが参加しました。このプレスツアーは、日本の開発協力を現地メディアにより良く知ってもらうとともに、コンゴ(民)の政府関係者、知識層およびコンゴ(民)国民への情報発信を強化するためのものです。 プレス一行は、キンシャサ市を訪れ、国立生物医学研究所(INRB)拡充計画、リメテ区ヤンガ病院小児科病棟建設計画、キンシャサ特別州国立職業訓練校(INPP)整備計画を含む無償資金協力案件計9件の視察を行いました。

「生活のあらゆる面で、キンシャサ市民の生活水準の向上に寄与する」

コンゴ(民)国家警察社会サービス事業長官との柔道場視察
1日目の様子
1日目は、ヤンガ病院小児科病棟、サンザ複合学校第3小学校、国立職業訓練校整備、キンシャサ保健人材センター整備、および建設中の柔道・屋内スポーツ施設建設の視察を行いました。母子への医療の充実化を目指したヤンガ病院や、小学校6学年のための校舎を建設したサンザ第3小学校では、草の根レベルで市民が日本の経済協力の恩恵を受けている姿がジャーナリストに伝えられました。また、国立職業訓練校やキンシャサ保健人材センターでは、将来医療分野や工業分野で活躍することになるコンゴの若者たちが生き生きと学んでいる姿が見受けられました。最後にコンゴ国家警察に隣接し、一般市民がアクセス可能な柔道場を通して、地元に密着した警察の実現に向けて日本が貢献していることが目に見えて伝わりました。
キンシャサ警察中央病院透析センター視察
国立生物医学研究所視察
2日目の様子
2日目は、キンシャサ警察中央病院透析センター、国立生物医学研究所、ンガリエマ地区高等技術専門学校などを訪問し、医療分野における日本の高い技術力を生かした協力により、コンゴ(民)市民が安価に医療にアクセスことにつながっていることがプレスの皆さんにも伝わりました。
プレスツアー後、各紙・テレビでは次々と我が国開発協力の取り組みが報道されました。多くの市民が目にする新聞各紙で取り上げられることで、我が国開発協力事業への理解もより一層深まったのではないかと思います。


関連リンク(外部サイト)
プレスツアー後にリリースされたMidi紙のウェブ記事(一部)